目次
はじめに
パスタはイタリア料理の代表的な食材であり、形状や種類によって相性の良いソースや調理法が異なります。本記事では、パスタの種類ごとに特徴とおすすめレシピを紹介します。パスタの種類とその違いを家族に訊かれた際にわからなかったので調べてまとめてみました。家庭で本格的なイタリアンを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
1. ロングパスタ（長いパスタ）
(1) 細めのパスタ（軽めのソース向き）
カペッリーニ（Capellini）
- 特徴：直径0.9mm前後の極細パスタ。冷製パスタやスープ向き。
- おすすめレシピ：
- カペッリーニ・アッラ・ケッカ（トマト・バジル・モッツァレラの冷製パスタ）
- カペッリーニの冷製ウニクリームソース
フェデリーニ（Fedelini）
- 特徴：直径1.3mm前後。オイル系ソースと相性が良い。
- おすすめレシピ：
- フェデリーニ・アル・ペスト（ジェノベーゼソースのパスタ）
- フェデリーニのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
(2) 標準的なパスタ（幅広く使える）
スパゲッティ（Spaghetti）
- 特徴：直径1.6mm前後の定番パスタ。トマトソースやオイル系、クリーム系と相性が良い。
- おすすめレシピ：
- スパゲッティ・ボロネーゼ（ミートソース）
- スパゲッティ・アマトリチャーナ（トマト＆パンチェッタ）
- スパゲッティ・カルボナーラ（卵とチーズの濃厚ソース）
(3) 太めのパスタ（濃厚なソース向き）
リングイネ（Linguine）
- 特徴：幅広の楕円形パスタ。濃厚なソースと相性が良い。
- おすすめレシピ：
- リングイネ・アル・ペスト（ジェノベーゼソース）
- リングイネ・フルッティ・ディ・マーレ（魚介のトマトソース）
タリアテッレ（Tagliatelle）
- 特徴：幅5～8mmほどの平打ち麺。ボロネーゼ（ミートソース）と相性抜群。
- おすすめレシピ：
- タリアテッレ・アル・ラグー（ボロネーゼソース）
- タリアテッレ・アイ・ポルチーニ（ポルチーニクリームソース）
2. ショートパスタ（短いパスタ）
(1) チューブ状（穴あき）
ペンネ（Penne）
- 特徴：斜めにカットされた短いパスタ。クリーム系やトマトソース向き。
- おすすめレシピ：
- ペンネ・アラビアータ（ピリ辛トマトソース）
- ペンネ・ゴルゴンゾーラ（ゴルゴンゾーラチーズソース）
マカロニ（Maccheroni）
- 特徴：小さな筒状で、チーズやグラタンによく使われる。
- おすすめレシピ：
- マカロニ・アンド・チーズ（アメリカ風チーズソース）
- マカロニ・グラタン（ホワイトソースベースのグラタン）
(2) らせん・ひねり系
フジッリ（Fusilli）
- 特徴：らせん状のパスタで、ソースが絡みやすい。
- おすすめレシピ：
- フジッリ・カプレーゼ（トマト・モッツァレラ・バジル）
- フジッリのツナクリームソース
3. 詰め物パスタ（リピエーニ）
ラビオリ（Ravioli）
- 特徴：正方形や半円形のパスタに肉やチーズを詰めたもの。
- おすすめレシピ：
- ラビオリ・ディ・リコッタ・エ・スピナッチ（リコッタ＆ほうれん草）
- ラビオリ・アル・ポモドーロ（トマトソース）
4. その他のパスタ
ラザニア（Lasagna）
- 特徴：板状のパスタ。ミートソースやホワイトソースを重ねた料理に使われる。
- おすすめレシピ：
- ラザニア・アル・フォルノ（オーブン焼きラザニア）
パッパルデッレ（Pappardelle）
- 特徴：幅広の平打ちパスタで、ラグー系のソースと相性が良い。
- おすすめレシピ：
- パッパルデッレ・アル・チンギアーレ（猪肉のラグー）
まとめ
パスタの種類によって適したソースや調理法が異なります。ロングパスタはオイル系やトマト系、ショートパスタはクリーム系や濃厚なソースが合い、詰め物パスタはスープやラグーとの相性が抜群です。ぜひ、この記事を参考にして最適なパスタとレシピを試してみてください。
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