アクションカメラ「AKASO BRAVE8 Lite」は高性能ながらコスパ抜群の人気モデルですが、外部マイク端子がUSB Type-Cで独自の規格(結線方法)という点で困っている方も多いのではないでしょうか?
「市販のType-C to 3.5mm変換アダプターが使えない」「純正マイクが高い」「純正マイクの質が良くない」などの声もよく聞かれます。
本記事では、AKASO BRAVE8 Lite専用の外部マイク変換ケーブルを自作する方法を、実際に動作確認済みの結線パターンでご紹介します。
目次
AKASOは特殊なマイク接続方式を採用
通常、USB Type-C経由でアナログマイクを接続する場合、CCピンに認識抵抗を挿入し、SBUピンに音声信号を流すのが一般的です。
しかし、AKASO BRAVE8 Lite は独自のピンアサインを採用しており、下記のような接続方法で汎用マイクを動作させることができます。
Type-C ピン | 3.5mmマイク端子 | 役割 |
---|---|---|
A5(CC1) | Tip | マイク信号(+) |
A8(SBU1) | Ring | マイク信号(−) |
GND | Sleeve | アース(GND) |
抵抗などの部品は不要で、**3.5mmの汎用マイク(TRS仕様)**をそのまま接続可能です。
用意する部品
- USB Type-C オス端子(はんだ付け可能なもの)
- 3.5mm メスジャック(TRSタイプ)
- 配線材(2芯+シールドがおすすめ)
自作手順(簡易)
- Type-CのA5を3.5mmジャックのTipに接続
- A8をRingに接続
- GNDをSleeveに接続
- 絶縁処理・ケースに収納して完成
これだけで、外部マイクが自動認識され、クリアな音声が録音可能になります。
注意点
- この配線はAKASO専用です。他機種では絶対に使わないでください。
- 給電やPD機能は使わず、マイク信号専用ケーブルとして運用してください。
まとめ
AKASO BRAVE8 Liteで外部マイクを使いたい方にとって、自作変換ケーブルはコストを抑えつつ高音質を実現できる最適解です。
特殊な結線ではありますが、正しく作れば安定して使えます。マイク音質をアップさせたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
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